使い捨てマスク 再利用方法( Ⅰ )
お題「#おうち時間」
使い捨てマスク売ってない！家の在庫も底をつきる！もう尽きてしまった！
皆さんは使い捨てマスクのアルコール除菌を行ってしまっていませんか？実はその方法NGなんです…
新型コロナウィルスの影響で、使い捨てマスクの品薄や価格高騰が続いています。
「このままの状態が続けばどうすればいいの？」いつ終息するかも分からず、心配になってしまいますよね。
そこで！この記事では、"マスクが買えないときの対策"についてご紹介致します。
〜内容〜
- 使い捨てマスクは再利用できる？
- 煮沸やアルコール消毒は大丈夫？
- マスク業会が出した「再利用法」とは？
- その他NG行為(マスク取扱い)&マスク洗浄方法
前半記事(Ⅰ)1〜3 / 後半記事(Ⅱ)4
1.使い捨てマスクは再利用できる？
パッケージには「衛生上、機能面から1日1枚ご使用ください。」や「使い切りタイプのため、繰り返しのご使用はおやめください。」とありどれも再利用をすすめていません。
マスク製造会社のHPにも"家庭用の不織布マスクは衛生用品の為、使い切りを想定して製造・販売をしている" "洗ったり消毒して再利用した場合の効果について、検証は行っていない" とのこと。
しかしながら、今は「マスクを買えない」という非常事態。家の備蓄が日に日に減る中「残りのマスクをどうにかやりくりしたい」というのが皆さんの率直な意見でしょう。
2.煮沸やアルコール除菌は大丈夫？
専門家は「熱水での消毒効果はある。」とした上で、マスクの品質低下により「ウィルスを防ぐ効果は期待できない」との見解。"素材が変質する恐れがある"ため煮沸はおススメできないようです。
では、アルコール除菌は大丈夫なのでしょうか？
全国マスク工業会が指針発表しています。素材が変質する恐れがあるため「アルコール消毒液」は使わないようにと注意喚起しました。
結果：煮沸× アルコール△(繊維を変質しないように考慮されたマスク専用除菌スプレーなどは〇)
3.マスク業界が出した｢再利用法｣とは？
こちらも、2020年3月に「全国マスク工業会」が使い捨てマスクの再利用について指針を発表しています。「再利用は推奨しない」とした上で、やむを得ず使い回す場合は、「中性洗剤で洗ってください」と示しています。洗い方に関しては、布マスクと同様。
使い捨てマスクは一般的に繊維を織らずに並べた「不織布」で出来ています。この不織布は、性能は多少落ちるものの、洗って繰り返し使うことができるそうです。不織布マスクは表面・中央・最内層の三層構造になっているものが一般的です。中央の繊維は、静電気と同じ帯電の原理で小さなホコリなどを集める仕組みになっており、水や洗剤に浸けると効果が減り購入時の品質が保証できないという理由で、洗うことは推奨されていません。
しかし、約70％程度の効果は確保できるとのことですので、ガーゼを重ねている布マスクは、もともと効率が不織布の40％程度(繊維のキメ細かさの違いなど)のため、布マスクより洗った使い捨てマスクの方が効果が期待できる。という意見もあるようです。
上記より、煮沸✕ アルコール除菌△ 中性洗剤で洗う〇 という結果になりました。
次投稿は今回紹介しきれなかった
4.その他NG行為(マスク取扱い)&マスク洗浄方法 について発信致します。
