使い捨てマスク 再利用方法(Ⅱ)
お題「#おうち時間」
使い捨てマスク売ってない!家の在庫も底をつきる!もう尽きてしまった!
皆さんは使い捨てマスクのアルコール除菌を行ってしまっていませんか?実はその方法NGなんです…
新型コロナウィルスの影響で、使い捨てマスクの品薄や価格高騰が続いています。
「このままの状態が続けばどうすればいいの?」いつ終息するかも分からず、心配になってしまいますよね。
そこで!この記事では、"マスクが買えないときの対策"についてご紹介致します。
〜内容〜 ※前回記事(Ⅰ)も是非ご覧下さい。
- 使い捨てマスクは再利用できる?
- 煮沸やアルコール消毒は大丈夫?
- マスク業会が出した「再利用法」とは?
- その他NG行為(マスク取扱い)&マスク洗浄方法
前回記事(Ⅰ)1〜3 / 今回記事(Ⅱ)4
4.その他NG行為(マスク取り扱い) &マスク洗浄方法
Q.塩素系漂白剤につけても大丈夫でしょうか?
A.ハイターは非常に強いアルカリ性。ウィルスを不活性化できても、素材が変質しない保証はありません。
Q.ハイターで作った次亜塩素酸ナトリウムをマスクにスプレーした後、そのまま使ってもいいのでしょうか?
A.ハイター(次亜塩素酸ナトリウム)を染み込ませたマスクは着用してはいけません。
吸い込むと、咳き込んだり呼吸器に異常を起こす恐れがあり危険です。
マスクの除菌スプレー「次亜塩素酸水」と名前が似ているので混乱しがちですが、全く違う物質。間違えないようにしましょう。(スプレー容器にうつして使うこと自体、NGです)
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〜正しいマスク洗浄方法〜
◎洗浄には中性洗剤を使う
中性洗剤とは、酸性でもなくアルカリ性でもない洗剤。その「中間の性質を持った洗剤」のことをいい表します。
〜中性洗剤の選び方〜
マスクは顔につけるものなので、洗濯用(オシャレ着洗い)や食器用の洗剤を選ぶと良いでしょう。洗濯用や食器用の中には「弱アルカリ性」の商品もありますので、成分表を確認して使いましょう。※成分表はパッケージに成分詳細表記されている表で見ることが出来ます。
それではさっそく、洗い方をご紹介致します。
マスクは、デリケートな素材。生地を傷めないように手洗いが推奨されています。
1.洗剤水を作る
水(ぬるま湯)を入れた容器に、液を加え「洗剤水」を作ります。
※アクロンの場合
水1リットルに対し、液「2.5ミリリットル(小さじ半分)」を混ぜ合わせます。
2.押し洗いをする
洗剤水にマスクを入れやさしく押し洗いをします。(汚れが気になるときは、10分漬けた後に押し洗いをしましょう。)
~ポイント~
✤ウィルスが他のマスクにつかないよう、1枚ごとに洗剤水を変えるとより良いです。
✤口紅やファンデーションの汚れには、食器用の中性洗剤がオススメです!液を直接つけて馴染ませると取れやすくなります。
3.優しくすすぐ
洗剤が残らないよう、水をためて丁寧に濯ぎましょう。3回くらい水をかえて行います。激しくすると生地がいたむ原因に…やさしく濯ぎましょう。
4.マスクを水抜きする
タオルに挟んで「余分な水分」を抜くか、洗濯ネットに入れ洗濯機で軽く脱水してもOKです。乾くまでに時間がかかると、雑菌が繁殖し臭うことがあります。厚手のマスクは、水抜きをしてから乾かしましょう。
5.マスクを干す
形状を整え、風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。しっかり乾いたらOKです。
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〜 追加でご質問頂いた内容をお答え致します。
Q.ガーゼや布マスクを洗濯機で洗ってもいいのでしょうか?
A.マスクを長持ちさせたいなら、「やさしく手洗い」が基本です。特にこだわらないなら、洗濯機でも洗えます。
最後までご覧頂きありがとうございました。
少しでも読者の方がプラスになれる情報をこれからも発信して参ります。
また、使い捨てマスクの再利用方法(Ⅰ)もございますので合わせてご覧下さい。
good day to life࿓